00-ブラジル エスピリト・サント農園(浅煎り)

1,080円(税込)

豆の状態
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生産国  :ブラジル
農園  :エスピリト・サント農園
生産者  :クラウジオ カルヴァーリョ オットーニ
地区  :ミナス・ジェライス州 ミネイロ セラード イビア
標高  :1,000 m
品種  :アララ
生産処理  :ナチュラル
焙煎度合い  :浅煎り
風味特性  :ナッツ&オレンジの印象

【ストーリー】 
エスピリト・サント農園 ― 受け継がれる大地の物語

ブラジル・ミナスジェライス州、世界有数のコーヒー生産地として知られるセラード・ミネイロ。その穏やかな丘陵地帯に、1893年から続く歴史ある農園があります。

その名はエスピリト・サント農園。

標高1,000mの高原に広がるこの農園では、朝は澄んだ空気に包まれ、昼には力強い太陽が大地を照らします。年間を通じて安定した気候と豊かな土壌に恵まれ、コーヒーの樹々はゆっくりと実を育みます。

農園を率いるのは農学者でもあるクラウディオ・カルヴァーリョ・オットーニ氏。そして現在は、サンパウロ大学で農学を学んだ息子ペドロ氏も加わり、伝統と革新を融合させたコーヒーづくりに取り組んでいます。

彼らが大切にしているのは、単に高品質なコーヒーを生産することだけではありません。 「良いコーヒーは、良い人々によって育てられる。」

そんな信念のもと、従業員をパートナーとして尊重し、教育や技術向上への投資を惜しまず、地域社会とともに持続可能な農業を築いています。その姿勢は、130年以上にわたり受け継がれてきたオットーニ家の誇りでもあります。

収穫期を迎えた完熟チェリーは丁寧に選び抜かれ、ナチュラルプロセスで仕上げられます。収穫後は広いパティオで約3日間ゆっくりと乾燥され、その間、一日に14回も撹拌されながら均一な状態へと導かれます。その後も厳格な温度管理のもとで乾燥が続けられ、さらに約30日間の休息期間を経て、ようやく一粒の生豆として完成します。

時間と手間を惜しまない工程は、コーヒー本来の甘さと豊かな風味を最大限に引き出すためのもの。その一杯には、生産者たちの経験と情熱、そして長い歴史が静かに息づいています。

今回スギコーヒーロースティングでは、このArara品種の魅力を活かすため、浅煎りで仕上げました。

カップから立ち上る香りは、焼きたてのローストナッツを思わせる香ばしさ。口に含むと、なめらかでシルクのような質感が広がり、優しい甘さがゆっくりと舌を包み込みます。そして飲み終えたあとには、まるで陽だまりの中で味わうオレンジのような穏やかな柑橘感が心地よく残ります。

派手さではなく、じんわりと心に染み込むような味わい。 それは、130年以上にわたり大地と向き合い、人と自然を大切にしてきたエスピリト・サント農園だからこそ生み出せる一杯です。

ブラジルの青空の下で育まれた物語を、ぜひカップの中でお楽しみください。

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