00-コスタリカ エルサル デ サルセロ(中深煎り)

1,080円(税込)

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生産国  :コスタリカ
農園  :エルサル デ サルセロ
マイクロミル  :エルサル デ サルセロ
農園主  :リカルド・ペレス・バランテス
地区  :ウエストバリー ナランホ リャノボニート
標高  :1700-1800m
品種  :カトゥーラ
生産処理  :ウォッシュト
焙煎度合い  :中深煎り
風味特性  :オレンジ&ブラウンシュガーの印象

【ストーリー】 
Costa Rica HELSAR DE ZARCERO – Caturra Washed

朝霧がゆっくりと丘を包み、やがて差し込む太陽の光が緑の山々を照らし始める。コスタリカ西部、良質なスペシャルティコーヒーの産地として知られるウェストバレー。その山あいに位置するリャノ・ボニート・デ・ナランホに、マイクロミル「Helsar de Zarcero」があります。

標高1,700メートル前後の高地に広がるコーヒー栽培地。火山由来の肥沃な土壌、豊かな自然、そして昼夜の寒暖差に恵まれたこの地域は、優れた品質のコーヒーを生み出す理想的な環境を備えています。

このマイクロミルを運営するのは、リカルド・ペレス・バランテスとロドリゲス兄弟。彼らはコーヒーの品質を何よりも大切にしながら、栽培から精製に至るまで、自然環境への配慮と丁寧な仕事を積み重ねてきました。

コスタリカでは、生産者が自らの手でコーヒーチェリーを精製する「マイクロミル」という仕組みが発展してきました。Helsar de Zarceroもその一つ。生産者の努力や土地の個性を、一杯のコーヒーの品質として表現するための大切な場所です。

今回ご紹介するのは、コスタリカで長く栽培されてきた伝統的な品種「カトゥーラ」。

コンパクトな樹形を持つカトゥーラは、ブルボンから生まれた自然突然変異の品種です。適切な栽培管理と恵まれた環境のもとでは、明るく上品な酸味と豊かな甘さ、そしてバランスの取れた風味を生み出します。

標高の高いこの地域では、比較的冷涼な気候の中でコーヒーチェリーがゆっくりと成熟します。時間をかけて育まれた果実には、この土地ならではの繊細な風味と甘さが蓄えられていきます。

収穫されたチェリーは、Helsar de Zarceroのマイクロミルへと運ばれ、丁寧な精製工程へと進みます。

今回採用されたのは、ウォッシュト プロセス。

収穫したチェリーの果肉を取り除き、種子の周囲に残る粘液質(ミューシレージ)を除去した後、適切な水分量になるまで乾燥させる精製方法です。

ウォッシュトプロセスの魅力は、何といってもその透明感。果実由来の発酵感を過度に強調することなく、品種本来の個性や産地の特徴を、より鮮明に表現できることにあります。

Helsar de Zarceroでは、水の使用量を抑える設備の導入など、環境への負担を軽減する取り組みも行われています。自然の恵みを受け取るだけでなく、その豊かさを次の世代へとつないでいく。そんな生産者たちの姿勢も、このコーヒーの大きな魅力です。

そして、丁寧な栽培と精製を経て生まれた今回のカトゥーラ。

カップから立ち上がるのは、オレンジを思わせる爽やかで甘い果実の香り。口に含むと柑橘の風味が心地よく広がり、その奥からブラウンシュガーを思わせる深みのあるコクと豊かな甘さがゆっくりと現れます。

明るい果実感と柔らかな甘さが美しく調和し、飲み進めるほどに感じられる滑らかな口当たり。冷めてからも甘い余韻が続き、ウォッシュトならではのクリーンで洗練された味わいを楽しませてくれます。

華やかさだけではなく、しっかりとした甘さと奥行きを持つ一杯。

それは、ウェストバレーの豊かな自然と、リカルドたちが長年培ってきた経験、そして品質への真摯な姿勢が重なり合って生まれた味わいです。

コスタリカの山々が育んだ、澄みわたる果実の風味と優しい甘さ。

オレンジの爽やかさとブラウンシュガーの深い甘さが織りなす、上質なカトゥーラの魅力を、どうぞゆっくりとお楽しみください。

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